出会えたことを誇りに思う。

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当たり前の毎日を過ごしていくと突然訪れる別れに上手く対応が出来ないものだ。今、つい最近生まれた命と向き合っているとつい忘れかけてしまう。

生まれる命があれば失う命もあるのだと。その別れはあまりにも突然やってきた。

地球一周の船旅ピースボートには水先案内人という専門家の方々が乗船し、社会問題や寄港する国の情勢等講演会やワークショップ等を通して話をしてくれる。

アニメーション監督の宇井孝司さん。

4年前にピースボートで一緒に乗船し、その後ショートクルーズや陸での活動で何回も一緒にお会いすることが出来た。

宇井ちゃん自体はとてもチャーミングでいつもみんなの人気者であった。

私もとても大好き。本当は立場的にはすごく偉い人でありすごい人。なのにそんな雰囲気を感じさせないくらい人の中に入っていくのがとても上手。船内で1人で歩いていると必ず声をかけてくれる。こっちもそれがうれしいから思わず「宇井ちゃん~!」と手を振ってしまう。
そして、とても人が好き。寂しがり屋で私が1人でいる時も気づけば傍にいてくれた時もあったっけ。

最後に一緒だったのは2018年5月出航した地球一周の時だった。

そこで2つの企画で一緒に対談をさせていただいた。

ゼノ〜かぎりなき愛に〜

1930年に来日して以来、戦中も帰国せず、長崎の修道院で人々の心の救済に勤めてきたポーランド人修道士、ゼノ・ゼブロフスキー。彼は長崎原爆で被爆しながらも、戦災にあってお腹を空かせた子供たちを・カワイソウボウヤ・と呼んで占領軍からの救援物資を配り歩いたり、修道院に連れ帰って面倒をみていた。ところがある日、修道院の暮らしに不満を抱く子供たちにそそのかされたゲンタロウ少年が、脱走を図ろうとして修道院に放火。しかし、ゼノは決してゲンタロウを罵ることはなく、彼には愛が足りなかったのだと嘆くのであった。さて、ゼノの救済活動は東京へも及んだ。彼の行動に心打たれた寺の住職と上京したゼノは、孤児たちに食料を配り歩く中で、ゲンタロウと再会する。そして、彼を離ればなれになっていた病気の母と妹の元へ連れていってやるのだが、母は息を引き取ってしまう。それから長い年月が経った。相変わらず、ゼノは沢山の救援物資を持って人々の救済に汗を流していた。ところが、遂に彼は倒れてしまう。彼が担ぎ込まれた病院には、立派に成長したンタロウが医師として働いていた。ゲンタロウとの再会を喜ぶゼノ。しかし、人々の心に火を灯し続けてきた彼は、そのまま帰らぬ人となる。82年4月24日のことだった

https://eiga.com/movie/37478/ 映画.comより引用

この映画の上映の後に宇井さんと長崎被爆者の1人とともに対談を行った。

ジャングル大帝レオ 39章悪夢編

平和な晩、巨大な流星がドクロ岩の彼方へ落下して爆発した。レオとライヤは流星の落下地点へ向う途中、怪我を負った動物たちに遭遇する。 

平和を訴えること。

日本だけでいえば、平和を訴えることはとてもハードルが高いように思える。芸能人でいえば、平和を訴えると”やりづらい人”となり、仕事が減っていく。一般人でいえば、友達どおしで平和について話すことはなかなかないし、話すと「どうしたの?」というような反応になる。また、”なんか難しい”と言われてしまう。

しかし、宇井さんはアニメーションや音楽といった作品を通して平和を強く訴えていた方という印象である。

対談した時に「宇井さんにとって平和とは。」という質問をした。その答えが私にとって印象的であった。

「まだ平和な世の中だとは思わない。世界のどこかで戦争は起きている。戦争が世界である限り平和とは言えない。」

日本にいるとどうしても平和であることが当たり前に感じてしまう。

しかし、一歩視線を世界に向けるとまだまだ平和とはほど遠い場所がある。また、戦争は起きていないにしても、人の心が平和でなくてはいけない。

人の心を豊かに平和にするために宇井さんはアニメを通して伝えているのだと思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県で生まれ育つ。 現NGO職員。世界4周経験。その中で、広島・長崎の被爆者の方とふれあいを通して戦争を知らない世代こそ継承していくことの必要性を強く感じる。戦争を知らない世代の子どもたちに伝えていく活動をしている。 趣味:読書・映画鑑賞・旅行 好きなもの:ディズニー・アメフト・関ジャニ∞